PDF-J-4 写真-電子アルバム

2012.06.03

経年劣化によって褪色したカラー写真を電子化して甦らせる。

1975年に作成された資料のなかに写真が貼り付けてある。
もともとは鮮やかな緑色であった樹の色も赤茶けて
全体が焼けてしまった状態で、このまま放置していると
どんどん色褪せてしまう。

劣化した現存状態そのままの「原本画像データ」

Taisyoku_1

PHOTOSHOPの色調補正機能を利用し、
色の置き換えをくりかえして褪色を復元する。
アクションを登録すれば、バッチ処理で一括処理できる。

Taisyoku_2


文書作成時の状態に復元された「補正画像データ」

Taisyoku_3


老朽化した文書を電子化文書として保管する場合は、
劣化した現存状態そのままの「原本画像データ」と
文書作成時の状態に復元した「補正画像データ」を共存させる。

2006.01.21 初稿
2012.06.03 再掲載

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2011.07.19

デジタルカメラの写真データをメール添付用に最適化して送信する。

デジタルカメラで撮影した写真の画像は、必要以上に大きなサイズと解像度で記録されている。
そのままの精度の画像データとして、メールに複数の画像データを添付した場合、
メール1通当りのファイル容量制限(10MB以内)を超えると、メールが相手に届かない。
容量制限の範囲内で収まるように、添付ファイルの数を減らせば、メールで送れるが、
1つづつの画像ファイルの容量が大きいために別の問題が起こる。

受信トレイのメールを開いた時に表示される「添付ファイル」の画像空間サイズが
ディスプレイの表示範囲をオーバーして、写真の部分しか閲覧できない状態になる。

Olympus01
 (前後左右に移動しないと全体像が判らない)

メールを開いた時に、テキストに続いて表示される「添付ファイルの画像」の大きさとして
「160mm x 120mm x 120dpi」の画像が最適である。

Olympus02

このサイズの画像であれば、全ての添付ファイルの画像がディスプレイの表示範囲に収まり
全体像が表示された状態で順番に閲覧するのに都合が好い。

原本(デジタルカメラ)データに比べると、「最適化処理」データの実存容量は10分の一

Olympus03

・原本データの容量はカメラの性能や、選択した画像モードにより異なるが
 最適化処理データの結果のサイズは原本の大きさに関係なく一定である。
 (原本データの画像が高精度であるほど、最適化による縮小率は大きい)

画像データの最適化については、下記の記事で解説している。
2009.02.18 WEB用に最適化されたJPEG画像データの作り方
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2009/02/webjpeg-7e85.html

2011.06.24 ブログに掲載する写真の画像サイズの最適化について
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2011/06/post-432f.html


「原本データ」とは別のファイルとして「最適化データ」を保存する必要がない場合、
メールに添付するためだけの一時ファイルとして「最適化データ」を作る方法がある。

☆☆ 画像を「最適化」サイズにしてメールに添付する方法 ☆☆

画像編集ソフトの操作ができる場合は、写真のサイズと解像度を「Web用に最適化」して
別名保存した「最適化(サイズ縮小)画像データ」を利用するようにすればよいが、
画像編集ソフトが無い場合や、画像ソフトの操作が難しい場合は、下記の方法により
画像解像度を「最適化」して、メールの添付ファイルとして送ることがきる。

① 「添付ファイル」として送信したい写真データを選択する。(複数指定可)

Olympus04

② 「ファイル」‐>「送る」‐>「メール受信者」を実行して、表示された
   「電子メール経由でのイメージの送信」条件画面で
   「イメージをすべて小さくする」を指定し、「詳細オプションの表示」を選択する。

Olympus05

③ イメージのサイズ「小」「中」「大」を選択して、「OK」ボタンを押す。 
Olympus052 

④ メール送信ソフトに連係して、「電子メールで送信」画面が表示される。
Olympus06
   ・宛先を入力
   ・通信文の内容を変更


⑤ メール送信ソフトの「送信」ボタンを押す。

⑥ 送り先で「受信トレイ」のメールを開いた時の画面。
Olympus07
  写真の全体像がディスプレイに収まっている。

以上

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2008.12.12

デジタルカメラの画像データは「メタボリック症候群」である。

「全く初歩的な質問ですが、デジタルカメラで撮影した画像をメールの添付ファイルで送る時に、データ容量が大きいために手間がかかるという問題は、どうしたらよいのでしょうか」という質問が、多くの人から寄せられる。

「データの圧縮」についての理屈を説明しても、なかなか理解できないし実際的な答にならない。そういう場合の答として、「サイズ160mm X 120mm , 解像度120dpi」の画像にする手順を説明している。

デジタルカメラの標準仕様で撮影したオリジナルの画像データを、画像編集ソフトを利用して「サイズ160mm X 120mm , 解像度120dpi」の画像データにする。この画像データはデータ容量が激減しているにもかかわらず、「見読性」に全く問題のない精度を確保しており、メールの添付ファイルなどに利用するために最適の簡便性を持っている。
ブログに写真などの画像データを掲載する場合にも、160mm X 120mmのサイズで解像度120dpiに調整してアップロードする。この大きさのデータが「1024×768 の標準サイズ」ディスプレイに表示されると、画像全体が見やすいちょうど良い大きさに収まる。閲覧だけでなく、この画像をL判、2 L判、ハガキ等の用紙に印刷した場合、オリジナルの画像データとしての精度を再現した画像がプリントされ、見栄えが損なわれることは無い。

120x160x120_4
画像をクリックするとアップロードした画像サイズになります。

それでは何故、市販の小型デジタルカメラで撮影した画像は「ディスプレイの解像度にそぐわない」大きなデータ容量になっているのか。テレビショッピングの売り言葉で「1000万画素の高精度CCD搭載の最新デジタルカメラ・・・・・」と聞かされて購入した主婦も、量販店に並んでいる同じようなデザインの小型デジタルカメラの商品ラベルに書かれている画素数を性能と結びつけて選択した学生も、利便性のままに大量に撮影した結果として蓄積された画像データの取扱いに困っている。

デジタルカメラの画像データは「メタボリック症候群」である。それをどのように解説すればよいのか。この課題の全てに答える名著が現れた。
私の座右の書「テキストファイルとは何か?」の著者である「鐸木能光」氏が、朝日新聞beに連載されていた記事が講談社新書として発刊された。

 「デジカメに1000万画素はいらない」   たくき よしみつ
  ISBN978-4-06-287963-7

 「デジカメ写真の世界にはびこる単純な嘘・迷信・誤解の呪縛を解いていくことで、デジカメ本来の楽しさを取り戻したい」

本の「はじめに」で、述べておられる言葉に共感して、読み進むなかで「説明の的確であること、表現のわかりやすさ」など、卓越した表現技術に導かれ、自分やっていることにお墨付きを頂いたような嬉しさを味わうことができた。

<参考ブログ記事>

書籍とは何か? テキストファイルとは何か?

http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2007/04/post-c77d.html

なによりも優れているのは、簡潔明瞭な文体、薬味の利いた文脈であり
製本された仕上がりの「活字・行間・改行・改ページ」の間の美しさだ。

著者は「楽しんで書き」
編集者は「美しいものをつくり」
読者は「尊いものとして拝読する」

著者のあとがき「おわりに」の最後の言葉に共鳴させられた。

 21世紀が、デジタルとアナログの融合の時代でありますように。
        「魂はアナログ、手段はデジタル」

                                  鐸木能光

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2004.12.19

老朽写真アルバムPDF - 検索操作の構造

老朽写真アルバムPDF - 検索操作の構造

7. 検索走査の構造

  7-① PDX検索ウィンドウ

  7-② 管理データ「文書タイトル一覧表」
         7-②の文書タイトル一覧表のテキストをコピーして
         7-①の「検索語句」として貼り付ける。
         検索実行

  7-③ 検索結果一覧表示
         7-③の検索結果から見たい文書を選択

  7-④ 「実体データ」アルバム冊子が表示される。
         7-④のアルバムの「目次」しおりを選択
         目次ページが表示される
         7-④のアルバムの「見たいページ」のしおり選択

         見たい写真が表示される。

         PDX検索ウィンドウを閉じて、写真を閲覧する。

         閲覧が終わったら、次の検索語句を選択するために
         7-④のアルバムの「INDEXへ戻る」しおりを選択

  7-⑤ 管理データ「文書タイトル一覧表」が再表示される。
         検索ツールボタンを押すとPDX検索ウィンドウが再表示される。

  7-① PDX検索ウィンドウから再度検索

検索操作の構造図 PDF
「COMING_PHOTO_ALBUM.pdf」をダウンロード

 以 上

2004.12.19 初稿

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2004.12.18

老朽写真アルバムのPDF電子化

老朽写真アルバムのPDF電子化

写真機が大衆化したのは、1960年以後のことだ。
その後の高度経済成長と土木建築技術による構造物の整備と
交通機関・通信設備など、あらゆる工業技術の発展が続いて
生活環境としての社会設備(インフラ)に劇的な変化が起こった。
その間の、調査、設計、施工、竣工さらには補修に伴う工事の
実体を裏付ける記録として「多くの写真」が残されている。
当初はモノクロ写真であったが、1970年ごろからカラー写真の
時代になり、多くの「工事写真」がカラーアルバムとして作成された。
これらの写真は、「百聞は一見にしかず」という言葉のとおり
後世の時代に伝えるべき重要な資料である。

今、30年の経年劣化が写真を急速に退色させている。
紙に焼付けた銀鉛写真をスキャナーで読み取って電子化することにより
現時点で退化を止めるとともに、電子文書として活用することが
現時点での急務である。

フィルムの状態で保存されているものを電子化することは、
マイクロフィルムからのデジタル変換という分野で
ハードウェア、ソフトウェアともに大手メーカーや
事務サービス請負業者が対応している。

しかしながら、フィルムよりも膨大な量の焼付写真を貼り付けた
写真アルバムの電子化については「画像データ」の処理基準が
定まっていないこともあり、ほとんどのアルバムが紙の状態で
書棚に並べられたままになっている。
写真そのものの退色と劣化だけでなく、アルバムの台紙の紙や
写真を固定しているカバーフィルムの変色やカバーフィルムを
固定するために台紙に塗布されている糊の変色などにより
写真アルバム全体の劣化が急激に進行している。


写真アルバムの情報構成要素


① 表題(アルバムのタイトル)
② 目次
③ 台紙
④ 写真
⑤ 写真の解説文

1. このうち、①の情報については、既存の「文書管理票」などを
  テキストデータとして入力して、「管理データ」として整理する。

2. ③④の情報は、画像データとしてスキャニングしてから、台紙の精白と
  個別写真の退色の復元をして原本回復した「実体データ」として作成する。

3. 2.で作成した「実体データ」のページ内容に対応して、②目次ページを
  テキスト変換して、「目次による全文検索」ができるようにする。

4. 2.で作成した「実体データ」のページの内容の各写真に対応して、
  ⑤写真の解説文をテキスト変換して「キーワードによる全文検索」が
  できるようにする。

最近の写真アルバムは、電子アルバムソフトやエクセルを利用した自前の
電子アルバムの形で整理されているので、2.と3.については、出来上がった
アルバムの内容として「全文検索に必要なテキスト」が含まれている。
しかしながら、個別のアルバムを「管理データ」の体系に従って統合した
形にはなっていない。

老朽化した紙の写真アルバムを、スキャナーで読み取った「実体データ」と
デジタルカメラを含めた電子情報を組み合わせて作成した「実体データ」の
全てを統合した「全文検索」インデックスを作成する必要がある。
 
5. 全文検索用テキスト情報の登録(追記・貼り付け・梱包)

  5-① 管理データの項目を「,」で区切って連結した「文書タイトル」
       テキストを作成する。
  5-② 5-①の「文書タイトル」テキストを「実体データ」の
       最初のページに注釈テキストとして貼り付ける。
  5-③ 5-①の「文書タイトル」テキストを「実体データ」の
       「文書のプロパティ」に、文書タイトルやキーワードとして登録する。
  5-④ 5-①の「文書タイトル」テキストを「実体データ」の
       「メタデータ」としてXML基準に従った形で登録する。

6. 全文検索用インデックスの構築
  6-① インデックスに含める写真アルバムを含む「フォルダ」の構成を
       ツリー構造(入れ子構造)として設計する。
       「フォルダー」の組み合わせで、インデックスの内容が決まるので
       「目的に合わせた」複数のインデックスを構築することができる。

  6-② Acrobatのカタログ機能を利用して、PDXファイルを作成する。
 

2004.12.18 初稿

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2004.11.28

管理データとしての「ベタ焼き」PDF

管理データとしての「ベタ焼き」PDF

現像した35ミリフィルムのネガを感光紙に焼き付ける時
フィルムと同じ35ミリのサイズで焼き付けたものを
「ベタ焼き」といった。
大きく引き伸ばして焼き付ける前に、縮小画像イメージを
ベタ焼きで全体を通して見て、どのコマを何枚焼き付けるか
判断をする目次の役割を果たす便利なものだった。

デジタルカメラに付属しているソフトには、1コマ1コマを
ベタ焼きのサイズに合わせたような大きさで並べて画面に
表示する機能や、A4の用紙に5枚x8枚=40枚を碁盤状に
「ベタ焼き」印刷する機能が標準装備されている。

富士写真フィルムのコマーシャル「お店プリント」でも
画面に一覧表示された縮小画像をみて、プリントの是非を
判断するシーンが紹介されている。

デジタルカメラで撮影した膨大な枚数のデジカメ画像を
どのように整理したらよいか、保存方法を考えた。

① 年月日・行事タイトル単位でフォルダーを作成する。
     20041010運動会
② デジタルカメラのメモリーの内容を①のフォルダーに転写する。
     100枚の画像データ (実体データ)
③ 転写した画像データを「ベタ焼き」印刷機能でPDFにページ変換する。
     ( PDFの名前は①のフォルダー名+ページ番号 )

   「ベタ焼き」PDFのイメージ画像
Betayaki

   100枚の画像は A4(5枚x8枚=40枚) 3ページの「ベタ焼き」PDFで
   管理することができる。
     20041010運動会-01-03.pdf  (管理データ)

管理データのPDFファイル名と、実体データの格納されているフォルダー名が
同じ「意味」の名前を持っていることにより、管理データを検索することにより
実体データを探すことができる。

2004.11.28 初稿

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2004.11.10

A4の写真アルバムを140KBにする。

A4の写真アルバムを140KBにする。

Kinkacya_1


1. A4の写真アルバムの1ページを
  スキャナーでフルカラー300DPIで読み取って
  LZW圧縮して出力すると、17,469KBのTIFFデータになる。

2. PHOTOSHOPで編集してAdobe PDFで300DPIに
  変換すると139KBのPDFデータになる。
  容量比では 125分の1の激減であるが、画像は劣化しない。

  A4写真アルバムのPDF見本  「KINKACYA.pdf」をダウンロード

3. PDFファイルを画面に原寸100%で表示したものから
  写真1枚分を「イメージ選択ツール」で範囲指定してコピーして
  PHOTOSHOPの新規データとして貼り付けて再出力すると
  画像の精度は劣化しないままで、43KBのJPEGデータになる。

Kinkacya_7_2 

2004.11.10 初稿

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