2017.01.13

寒月

私は寒い季節が好きである。
さえわたった冬の空の星座の煌めきを眺めていて飽きることが無い。
一年で一番の楽しみは「寒月」を観ることである。
昨日の夜は満月だった。
薄い雲がかかって星の光が翳っている空に
鏡のような丸い月が煌々と照っていた。
寒さに震えながら見上げていると
北西から東南に向かって叢雲が中天を渡って来た。
月に叢雲がかかって寒月が雲のなかを流れている。
その時、龍の姿が観えた。
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 寒月に点睛成りて顕れし
 空ゆく龍の雲を見しかな

 かんげつに てんせいなりて あらわれし
 そらゆくりゅうの くもをみしかな


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 寒月を眼に据えし龍の雲

 かんげつを まなこにすえし りゅうのくも
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 2011.02.15 寒月(かんげつ)がかかれば
 http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2011/02/post-8d53.html

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2017.01.01

12年目の啓翁櫻(けいおうざくら)

元旦の朝の光のなかで、桜の花が咲いています。
東北の農家がお正月に咲くように促成栽培した
「啓翁桜(けいおうざくら)」という名の桜です。
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 数え年七十三迎え
 啓翁櫻咲き匂いけり

 かぞえどし ななそじあまり みつむかえ
 けいおうざくら さきにおいけり

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 岩間閉じし氷のとける春を待つ
 心を映す花の色かな

 いわまとじし こおりのとける はるをまつ
 こころをうつす はなのいろかな

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このブログを始めた翌年のお正月に初桜を載せてから
毎年「啓翁桜(けいおうざくら)」の記事を書いてきました。

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2007.01.01 初桜
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2007/01/post-8d80.html
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2009.02.20 桜鯛と啓翁桜
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2009/02/post-990c.html
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2010.01.02 寒椿と啓翁桜(けいおうざくら)
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2010/01/post-f441.html
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2011.12.31 年の瀬に啓翁桜あかあかし
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2011/12/post-93f9.html
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2013.01.01 啓翁桜 (けいおうざくら)
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2013/01/post-c299.html
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2014.01.07 啓翁桜(ケイオウザクラ)と年賀状
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2014/01/post-2156.html
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2016.01.04 啓翁櫻(ケイオウザクラ)
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2016/01/post-5ba7.html

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2017.01.01

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2016.12.27

平成二十八年の歌

七十歳を越えてから、毀誉褒貶を脱して自由になった心のままに
歌を詠み続けてみようと決心して、日々の暮しを詠う歌日記を始めた。
今年もまた、老いの暮らしのなかで目の前に顕れる景色と、
その折々の心を映して生まれて来る歌を積み重ねた。
歌の出来不出来は後から補正することができる。大切なことは、
現在の「一日暮らし」を自分の言葉で詠み続けることだと樂観している。

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 1月 松

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                     Photo by Hikari Nakano

 深々と雪降り積もる常盤樹の
 梢弾けて垂り雪観ゆ

 しんしんと ゆきふりつもる ときわぎの
 こずえはじけて しずりゆきみゆ

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 2月 欅

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 冬枯れの欅に雨の降りかかり 
 玉の光に包まれる枝

 ふゆがれの けやきにあめの ふりかかり
 たまのひかりに つつまれるうれ


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 3月 桜

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 苔生して枝衰えし樹の幹に 
 蕾膨らむ胴吹き桜

 こけむして えだおとろえし きのみきに
 つぼみふくらむ どうぶきざくら


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 4月 若葉

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 目の前の欅若葉と向こう側
 山の青葉の命の木霊

 めのまえの けやきわかばと むこうがわ
 やまのあおばの いのちのこだま


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 5月 野萱草

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 野萱草今日一日の花を観て 
 残る憂いを忘れざらめや

 わすれぐさ きよういちにちの はなをみて
 のこるうれいを わすれざらめや


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 6月 額紫陽花

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 額の花ほどよき間合いに重なりて
 水茎の跡流れる如し

 がくのはな ほどよきまあいに かさなりて
 みずくきのあと ながれるごとし


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 7月 夕顔

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 ゆらゆらと風に揺れつつ開きゆく 
 夕顔の花見守りにけり


 ゆらゆらと かぜにゆれつつ ひらきゆく
 ゆうがおのはな みまもりにけり


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 8月 夕映え

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 夕映えに朱く染まりし雲の下
 六甲摩耶の山並黒し


 ゆうばえに あかくそまりし くものした
 ろっこうまやの やまなみくろし


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 9月 芙蓉

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 向う岸芙蓉の花の色を観て 
 池を巡りて逢いに行きたり


 むこうぎし ふようのはなの いろをみて
 いけをめぐりて あいにゆきたり


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 10月 金木犀

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 故郷の産土の神参る道 
 金木犀の花咲いており


 ふるさとの うぶすなのかみ まいるみち
 きんもくせいの はなさいており


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 11月 落ち葉

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 せせらぎに濡れて溜まりし枯れ落葉 
 降り積む上に木漏れ日射しぬ


 せせらぎに ぬれてたまりし かれおちば
 ふりつむうえに こもれびさしぬ


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 12月 花梨

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 木枯しに花梨の黄葉散りゆきて 
 大いなる実の現れにけり

 こがらしに かりんのもみじ ちりゆきて
 おおいなるみの あらわれにけり


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2016.12.27

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2016.12.07

東町公園の烏のねぐら

北大阪急行の終点「千里中央」駅の東側500メートルに東町公園がある。
公園内は起伏に富んだ地形で池を囲むように盛り上がった竹林が拡がり
標高81メートルの小高い山にマツやクスノキ、カシなどの常緑樹に混じって
ケヤキやメタセコイア、クヌギ、ナラなどの落葉樹が高さ20メートル以上の
大きな樹になって深い森を作っている。
秋が深まって虫の声が聞こえなくなった頃に、森の落葉樹の黄葉が始まり
時雨に濡れて色が鮮やかに濃くなってゆく。


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 散り果てし槻の小枝の向こう側 
 檪の黄葉深まりにけり


 ちりはてし つきのさえだの むこうがわ
 くぬぎのもみじ ふかまりにけり
 

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十二月になって気温が十度より低くなると黄葉が褪せて褐色の枯葉になり
木枯しが吹くと雨が降るような音を立てて舞い落ちる。

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 風に舞う檪の枯葉地に落ちて 
 表と裏を見せて重なる


 かぜにまう くぬぎのかれは ちにおちて
 おもてとうらを みせてかさなる

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カラスは、春から夏の間、つがいごとに作るなわばりの中の巣で子育てをして
秋になると、「集団ねぐら」に集まって冬を過ごす。
一年で一番日が短くなった夕暮時に、カラスの群が集まって来て
葉が落ちて見晴らしの良くなったクヌギの樹に集合して賑やかに啼き続ける。
ことによく晴れた小春日の夕映えが美しい日には
鴉が枝に並んでとまったり、一斉に飛び立って空を廻ったりしながら
すっかり暗くなるまで集合離散を繰り返している。
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 夕映えの雲に浮き立つ枯れ枝に 
 鴉とまりて鳴き交わし居り

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 ゆうばえの くもにうきたつ かれえだに
 からすとまりて なきかわしおり

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 大いなる翼を見せて一斉に 
 鴉一群れ飛び立ちにけり
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 おおいなる つばさをみせて いっせいに
 からすひとむれ とびたちにけり

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多い時は一本のクヌギの樹冠に五十羽近くのカラスがとまっているから
東町公園の森の中に数百羽のカラスのねぐらがあると思われる。
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 暮れ切りて残照消えし西空に 
 既朔の月と宵の明星

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 くれきりて ざんしょうきえし にしぞらに
 きさくのつきと よいのみょうじょう

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2016.11.22-12.06 

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2016.11.26

千里のナンキンハゼ(南京黄櫨)

千里ニュータウンが造成されて50年以上経って
街路樹として植えられた樹木が立派な並木に育っている。
今年は大雨と猛暑の影響で街路樹の葉が豊かに繁って
ケヤキ、プラタナス、イチョウ、サクラ等の紅葉が見事だった。
なかでも一際明るく華やかな色の紅葉をみせていたのが
ナンキンハゼ(南京黄櫨)だった。
紅い葉の隣に黄色に染まっている枝もある。
紅葉のなかでは目立たない白い実が黄葉のなかでは耀いて観える。
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 古江台南京黄櫨の並木道 
 眩きほどの三色紅葉


 ふるえだい なんきんはぜの なみきみち
 まばゆきほどの さんしきもみじ




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 雨上がり南京黄櫨の白き実を 
 鴉が一羽啄みて居り


 あめあがり なんきんはぜの しろきみを
 からすがいちわ ついばみており


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2016.11.23

皇帝ダリア

中学校の校庭の金網に沿って並んでいる皇帝ダリアが花盛りになって、
花の下に赤紫の花びらが散っている。
図鑑では「ピンク色」の花と書かれてあったので、様子を観察していたら
咲き始めは青みが勝っていた花が、盛りにには赤みが濃くなったように観えた。
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 高見より赤紫の花重ね 
 下向きて咲く皇帝ダリア

 たかみより あかむらさきの はなかさね
 したむきてさく こうていダリア

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秋晴れの青空に、3メートルを超える高さで並んで咲いている花の列を
道行く人が立ち止まって見上げている。

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 一本の皇帝ダリアを断ち切りて 
 肩に担いで歩いてみたし


 ひともとの こうていダリアを たちきりて
 かたにかついで あるいてみたし

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2016.11.06

秋の便り

広島の友人から大きなダンボ―ル箱の宅急便が届いた。
箱を開けると「感動をありがとう!」という赤い文字が眼に飛び込んできた。
広島カープの優勝パレードを伝える「中国新聞」に被われた下に
今年の秋の「新米」の包みと、南瓜が並んでいる。
箱から出した米袋と南瓜、冬瓜を新聞紙の上に並べた。
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 真心のこもったお米二袋 
 南瓜三つに冬瓜添えて

 まごころの こもったおこめ ふたふくろ
 かぼちゃみっつに とうがんそえて

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米袋に印刷されている「真心こもった農家のお米」というロゴが楽しい。
赤い色で印刷されている記事の内容が楽しい。
優勝パレードが行われた日に発送してくれた友人の心が伝わってくる。

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 一年を頑張り抜いた広島の 
 心に触れる南瓜の重さ

 ひととせを がんばりぬいた ひろしまの
 こころにふれる かぼちゃのおもさ

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我が家には神棚がないので、本棚の前のミシンの上に並べて手を合せた。
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 本棚の前に飾りて手を合せ 
 ただ有難う繰り返しおり


 ほんだなの まえにかざりて てをあわせ
 ただありがとう くりかえしおり

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今年は此の三十年来、経験したこのとない体調不良のなかで
春から夏まで患っていて、楽しいことが少なかった。
十月になって漸く復調して、周りから「元に戻りましたね」と
声をかけられるようになった。
SNSの投稿を止め、ライフワークの「稀覯本の電子化」作業も休み
日記の代わりに毎日の見聞を歌に詠む以外は何もしないで過ごした。

ここ数日の冷え込みのなかで、急ぐように深まってゆく黄葉を観ながら
「今年は無為のままに過ごした」と思っていたところに
何時もの年と同じように稔りの秋を迎えた友人からの荷物が届いた。
一言の文字も添えられていないが、白い米の耀きと土の匂いのする南瓜から
彼が元気で頑張っていることが伝わって来る。
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 憂きことの重なる日々を耐えて来て 
 友の情けに 心晴れたり

 うきことの かさなるひびを たえてきて
 とものなさけに こころはれたり


..

 ただ、ありがとう
 https://www.youtube.com/watch?v=07GJORX1g2A
..

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2016.10.28

赤い花白い花

私は1970年(大阪万国博覧会の年)10月28日に結婚した。
翌年の春、千里ニュータウンの園芸市で赤いゼラニウムの苗を買って
公団住宅のベランダに並べて沢山の花を咲かせた。
それから46年、挿し木を繰り返して同じ花と一緒に暮らしている。
4回の引っ越しをしたが、ゼラニウムの植木鉢は業者に任せずに
自分の手で運んで守ってきた。

昨日、夏の間に伸びた茎を伐って秋の挿し木の準備をした。
「挿し穂」の切り口を乾かすために数日間日陰に置いておく。
花の咲いている茎もあったので、長い花柄の元から折って
いつものように一輪挿しに活けて箪笥の上に飾った。
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 赤い花摘んであの人にあげよ♪
 囁くように妻歌いおり

 あかいはな つんで あのひとにあげよ
 ささやくように つまうたいおり

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最高気温18度、絶好の「挿し木日和」になって、
いつもの年より少ない「10個の苗鉢」が物干竿の下に並んだ。
冬の間は部屋のなかに入れて、大切に育ててやろう。
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 鼻水をすすりつ花の挿し木する
 薄着の我れを窘める妻

 はなみずを すすりつはなの さしきする
 うすぎのわれを たしなめるつま

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「赤い花白い花」 
https://www.youtube.com/watch?v=R08SdXZYBdo

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2016.10.27

キンモクセイ(金木犀)、ギンモクセイ(銀木犀)、ヒイラギモクセイ(柊木犀)

マンションのエントランスホールの入り口にギンモクセイ(銀木犀)、
駐車場棟の入口にはキンモクセイ(金木犀)が植えられている。
十月の初めにギンモクセイの香りがしていたが、花は少なかった。
雨が降ったあとに消えたように花が無くなっていた。
同時期に親戚の法事で訪れた岡山の里山で満開の金木犀の花を観た。

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 故郷の産土の神参る道
 金木犀の花咲いており

 ふるさとの うぶすなのかみ まいるみち
 きんもくせいの はなさいており

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その後二週間ほど、外出することがないままで
「今年の秋の金木犀は見逃したかな」と残念に思っていたところ
十月の半ばを過ぎてから、玄関のギンモクセイが再び咲きはじめた。
最初に咲いた花よりも後から咲いている花のほうが勢いがあって花が多い。

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 銀木犀眺める我の傍に寄り
 花の名を問う人と語りぬ

 ぎんもくせい ながめるわれの そばにより
 はなのなをとう ひととかたりぬ

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殆んど同時に隣の公団住宅の金木犀の垣根が花盛りとなって
千里ニュータウンの街に佳い香りが漂っている。
秋晴れの空の下、「金木犀の花を訪ねて」散歩にでかけて、
住宅街の道路沿いでヒイラギモクセイ(柊木犀)の白い花を観た。
秋に咲くモクセイ類の花を同じ日に観ることが出来て楽しかった。.

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 木犀の香り漂う街を往き
 柊木犀見つけて嬉し

 もくせいの かおりただよう まちをゆき
 ひいらぎもくせい みつけてうれし

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 モクセイ類の花

モクセイ類は雌雄異株で、キンモクセイについては香りが高い雄株だけが
中国から渡来して広がったことから、花が咲いても実がならない。

しかし、ギンモクセイ(銀木犀、正確には薄黄木犀)と柊(ひいらぎ)は
雄花の樹と雌花の樹があるので実をつける。
この二つを交配した雑種がヒイラギモクセイ(柊木犀)と呼ばれている。

花の色が異なるそれぞれの花の咲く時期が少しづつ違っていて、
一番先にキンモクセイが咲き、次にギンモクセイが咲く、その後に
キンモクセイとギンモクセイの交配園芸種の「ヒイラギモクセイ」が咲く。
それから少し間をおいて、最後にヒイラギの花が咲き始める。
天候が変わりやすい十月から十一月の短い期間に次々と咲くので、
良く観察していなければ、みんな同じ時期に咲いているものだと思ってしまう。

キンモクセイからヒイラギまで、みんな同じモクセイ科である。
学名の Osmanthus(オスマンサス)は、
ギリシャ語の 「osme(香り)+ anthos(花)」が
語源ということから分かるように、どれもみな佳い花の香りがする。
なかでもヒイラギモクセイの香りが一番芳しいように感じる。

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2016.10.16

失われた世界

童話作家の坪田譲治が最晩年に書いた「かっぱとドンコツ」という作品がある。

お寺で、お坊さまの話を聞きますと、
人間が死ぬると、あの世というところへいくのだそうです。
そこで人間は、ねこに生まれたり、ねずみにかわったりすることがあるそうです。
こまったことです。 でも、そんなことは、話ばかりで、
見てきた人はないのですから、ほんとうのことはわかりません。
まあまあ、この世で、ねこにもならず、ねずみにもならず、
人間として七十九年も生きられたというのは、
なんというしあわせなことだったでしょう。"

そのしあわせの七十九年のうちでも、
わたしがいちばんしあわせと思うのは、ということになると、
やはり子どもの時代です。
そしてわたしが、この七十九年間でいまでもいちばんよくおぼえているのは、
その子どものときのことです。
七つぐらいから十四、五まで、
故郷の村でせみやふなをとってくらした七、八年のあいだの生活です。

では、それをこれから書いて、
みなさんにもたのしく、幸福になっていただきたいと思います。

 「かっぱとドンコツ」より

本の最初のページの背景に
作者が幼少年期を過ごした時代の「岡山の風景」が描かれている。
私が幼少年期から見馴れた山に夕陽が沈んでいく景色である。
私の観た時代には、もう田園ではなく住宅地に変わっていたが
この絵の景色のなかを「祖父や父、祖母や母」が歩いていたと思うと
ほんとうに懐かしい気持ちになる。


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                              小松 久子 絵     (クリックで拡大表示)

 縦横に水の流れる岡山の 
 稲田も川も街となりけり


 たてよこに みずのながれる おかやまの
 いなだもかわも まちとなりけり

久しぶりに「かっぱとドンコツ」を読み返してみて
「ほんとうに、このような暮らしをしていたのだなあ」と
本物の作品の正直な「嘘の無さ」に感動させられた。
作者が、この作品を書いた年齢まで後七年ある。
この本のこの絵を「先達の灯り」として
失われた世界を想い出しなから、歩み続けたい。

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2014.03.03 「かっぱとドンコツ」 笹ケ瀬川の風物
http://white-cup.cocolog-nifty.com/script/2014/03/post-e2e9.html

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